boss-encounter

働き方は自分が思っているより、自由で構わないのかもしれません。

信頼できる上司に出会い私は気づかされました。
何気ない出会いが人の人生も変えてくれる事もあります。

人生を変えてくれた上司との出会いと言葉をご紹介します。

ファッションが好きでブランドメーカーに就職

私は、高校生の頃からファッションが大好きでした。
いろんな洋服を着ていて、古着や、モード系の服、少しコンサバな服、自分で服を作ったりなどです。

そんな私は必然的にアパレル業界への道に進み、自分が憧れていた女性服のブランドに配属されることになりました。

ですが、私は生まれつき足が少し悪かったのです。

 

足が悪く、怪我をして上司に相談

日常生活をする分には大丈夫ですが、トラブルが起きやすく、毎日の歩行や動作に気をつけなければいけない状況がずっと続いていました。

中学生頃に大きな病院に行った時、「足の成長が止まったら手術をした方がいいかもしれない」と先生に言われたことがありました。
ですが就職もしてしまい、まとまった休みを取ることもできない状況になりました。

ある冬の日、自転車で通勤中にウェストに巻いていたベルトがペダルにからまり、転倒してしまいました。

骨に異常がある感じはなかったのですが、猛烈な打撲で足が棒のようになり腫れあがってしまいました。

すぐに近くの病院に受診すると、今回は打撲だから安静にするようにと言われましたが、その診てくださった 先生がこの病院に月に2度来ている大学病院の先生に一度詳しくを診てもらったほうがいいかもしれないとおっしゃられました。

そして、別日に診ていただくことになりました。

その先生は私の足を自分の大学のチームで治させてくれないかと持ちかけてきました。

ですが仕事もしており、手術をするとなるとまとまった休みが半年ほど必 要かもしれません。

私はその当時お店では副店長の立場で、人数的にも私が休みをもらう事は難しい状況でしたが、思い切って上司に相談してみると、上司はそれも縁だから、早く治してまた一緒に働こうと笑顔で言ってくれました。

私はその言葉を胸に手術を受けることに決めました。

 

ついに入院、仕事は諦める

手術を行いリハビリをするために2ヶ月ほど入院生活が始まりました。
ですがリハビリは思ったように進まず、後に入院した人たちが先に退院していく姿を何度 も見送りました。

思った以上に回復のペースが遅く、仕事復帰できる日も見当がつきません。

私は自分のライフスタイルを見直すべきなのかなと深く考えていました。

この手術を受けた人で「アパレルの仕事のような立ち仕事に復帰した人はいない」と先生がおっしゃっていたからです。

 

人生を変えてくれた上司の言葉

ある日、手術を勧めてくれた上司がお見舞いにやって来てくれました。

その上司からの思いがけない言葉。
「私に店長になってほしい」と思っていると言ってくれました。

私は 店頭に立てるには半年ほど休みが必要ではないかと見込んでいたのでそれを告げると、

「自分が納得するまでリハビリを続け、大丈夫になったら復帰してくれたらいい。私は車椅子に乗ってでも店長ができると思ってるから」
と強い口調で言ってくださいました。

その後、私は仕事での働き方はこれから考えていこう、そ して周りのスタッフに助けてもらおうと、とても前向きな気持ちになり仕事復帰に向けてのリハビリを頑張ることができました。

復帰して半年後私は店長になりました。
お店のカウンターに椅子を一脚用意してもらい、私は座ったままその中から指示を出します。

顔のよくわかるお客様には甘え、時々座りながら接客対応をさせていただきました。

上司の一言で私の視点は変わり、前向きに過ごすことができました。
今でも忘れられない一言で本当に感謝しています。