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私は保育士で、学童保育の指導員に転職して三ヶ月ほど経った時のことです。

人間関係も良くなく、体調を崩して声を出すのが辛い一日を過ごしていた時、そんな私に気がついた子どもが言った一言に感動しました。

人間関係が上手く行かず声が出なくなる

私はもともと学童保育の指導員をしていましたが、同じ職種へ転職しました。

仕事自体は覚えていって、少しずつうまくいきましたが、人間関係がなかなか良くなりませんでした。
毎日人間関係に悩む日々で、職員の前だと自分をなかなか出せません。

そのせいか、子どもとのかかわりも、前の職場のようにはいかず、あまりコミュニケーションをとれていないように感じていました。
そういった悩みのせいか、ある日、体調を崩して、声があまりでなくなってしまいました。

職場についてすぐに言われるかな?と思いきや、職員は誰一人として気がつきません。

もしかしたら気がついているけれど言わないだけかもしれませんが。
どちらにせよ、私の声に関して何か反応をしてくることはありませんでした。

 

子供から掛けられた何気ない一言

そのうち子どもたちが帰ってきても、誰も何も言ってきません。

「普段あまり話さないからかな…。」と思っていました。

そしてその日も普段通りに時間が過ぎていき、皆が帰る頃のこと。

普通にいつもの感じである子どもに一言話し掛けた時、
その子どもに「葵さん、今日なんか元気ないね。」と言われたのです。

私はこの一言にとても感動し、その場で泣きそうになり涙を抑えるのに必死でした。

その子どもとは、特別普段からよく話す…というわけでもなく、他の子ども達と同じくらいにしか関わりはありません。
つまり、そこまで深く話したり遊んだりすることがあるわけではありません。

それなのにもかかわらず、少し声をかけただけで気がついてくれたのです。

 

たった一言で救われました

その子どもからみたら、私は普段はもっと元気で明るくて面白いのだそうです。
少なくともこの子には私はそうみえているのか…と思い、とても嬉しい気持ちになりました。

些細な事ですが、毎日職場の人間関係で悩み、仕事へ行きたくないと思って過ごしていましたが、この子のことを思うだけで、頑張れるようになりました。

少なくとも一人は、私のことをみていてくれる人がいるのだと思えるだけで、毎日が楽しくなりました。

その子のその一言は、私のその日一日を幸せな一日にしただけではなく、それ以降の日々まで素敵なものとしてくれたのです。

本当に感動して、感謝しています。