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私は高校時代、文化系の部活に入っていました。
全国のコンクールにまで出場するくらい、レベルの高い部活でした。

そんな私の高校時代の部活での思いで深いエピソードをご紹介します。

憧れの部活に入部

私はもともとそこの部活に憧れをもっていました。
そしてその部活がある高校を選び、入学しました。

夢や希望に満ちた思いで部活見学に行った時、先輩たちの楽しそうな笑顔溢れるパフォーマンスに見とれてしまい、「先輩たちのように素敵なパフォーマンスを したい!」ますます強く思いました。

その時は顧問の先生はいなかったのですが、この部のすごさを感じることが出来ました。
そして友達数人と入部したのです。

私の学年は十数名が部員として入部していました。

そして初めて顧問の先生が現れました。スラッとした素朴な女性で、姿勢も良く隙のないオーラがある人です。

私たちは1年生だったので、訳もわからず先生の指示にしたがい、先輩たちに手取り足取り教えてもらいながら練習に励みました。
その年は「何て楽しいんだろう!」「先輩たちも優しいし、練習頑張るぞ!」と無我夢中でした。

 

憧れの顧問の先生の態度が急変

そして2年生になり、私たちも中堅の学年になりました。

自分達中心に部を運営していかねばなりません。

その時から、顧問の先生の厳しさがあらわになってきたのです。
その厳しさは1年の時とは全く違い、180度変わりました。

全国レベルの部活ですので、練習の中身、細かいところの調整、長時間話し合いは当たり前です。

先生から罵声にも近いような言葉も浴びせられたことがあります。
特に私は幹部の役職にもかかわらず鈍いところもあったので、それが仇となり、先生にもよく目をつけられていました。

しかしそのようなことにも耐え抜 き、全国大会に出場することが出来たのです。

 

部活を卒業してから貰った先生からの言葉

怒濤の2年生が終わり、3年生になりました。
受験を控え、私たちの学年はぱらぱらと練習に抜けることがありました。

その間、希望する大学に受かるために必死で皆勉強していたのです。

練習に厳しかった先生も、受験となれば話は別で、時々受験の状況はどうか?と聞いてくれたこともありました。
私は最後まで粘って受験していた方だったので、復帰するのも遅い方でした。

そして高校を卒業し、部活動もこれで終わりという日に後輩たちから花束と色紙が渡されました。

その色紙の中に顧問の先生からの言葉もありました。

「あなたの最後まで諦めない粘り強さに、感心していました。」
と一言書いてありました。

私にとって先生は本当に怖い存在でしかなかったのですが、私のことを心配して理解してくれていたのだなぁと嬉しくなったのです。

最終日に、先生の本当の気持ちを知ることが出来ました。
大人になった今でもその色紙は大切にしています。